【全日本ジュニア感想文📝】指導員 荒俣美月
こんにちは!
少し時間が空いて、自分の中で少し振り返りの整理がついたので全日本の感想を述べたいと思います。
1人1人それぞれお話したいことは沢山ありますが、全体に向けての感想です✨
(※結構長いので、ご注意ください⚠️笑)
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まず、選手の皆さん5月からの強化練習と当日の大会お疲れ様でした!
出場してくれたことに敬意を表すとともに、必ずこの経験は今後のテコンドーだけでなく人生に大きな成長をもたらすと思います。
併せて、今回タイミングが合わず出場できなかった「みず希」をはじめとして、練習に参加してくださった西川さん、大地、橋本さん。
さらに、当日応援に来てくださった大地ママ、選手のサポートや応援本当にありがとうございました✨
こんな、「私の時代は〇〇だった〜」のような言い方をしたくはないですが、時代と共に「練習環境」「練習内容」「試合方針」「ルール」が変わり順応するのが大変だなと痛感しました。
私は、今年指導者として初めてコーチを務め、「私が選手だった時はこうしたら上手く行った。」だから、「この場合はこうしたい!」と言うものがありました。
しかし、今の時代はそうはいきません。
だからこそ、やるせない思いが沢山ありました。
例えば、強化練習の「ランニング」
1つ目の練習環境で挙げた通り、今は平均でも35°を超える猛暑でとてもランニングは厳しいです。
通常では、ランニングで体力と忍耐力を身につけ自信をつけていました。
また、ランニングと並行して坂道ダッシュも行っていましたが、公園での「ダッシュ禁止」の張り紙が今年から張り出され練習ができなくなりました。
このダブルパンチがまず、練習に大きく影響し指導方針に悩みました。
2つ目は「出場経験者が少ない」
初出場の選手というのは、期待や不安が混在し「どんな大会なのか?」「どんな雰囲気なのか?」「どれくらいレベルが高いのか?」など分からないことだらけです。
今回は、瑛仁以外の2名は初出場だったためこの時点で練習内容が変わってきます。
私の反省としては、「全日本Jr.とはどのような大会なのか?」を言語化できなかったこと、それを早く伝えなかったことです。
もっと早く伝えていれば、みんなの意識が変わっていたかもしれない・・・という気持ちがあります。
3つ目は「近年の試合方針の変更」
ここ2年のジュニア大会は、「選手が自分で考えプレーをする」という方針からセコンドはあくまで、試合を円滑に進めるためのサポート役として機能しています。
そのため、私たちコーチ陣は直接選手と話すことは出来ないルールに変更され、見守ることしかできませんでした。
ここから話すことは、悪口ではなく出場した道場生の特性を話します。
私たちの生徒は、完全「理論派」です。
1つ1つロジックを立てて、物事を根本から理解できる素晴らしい生徒です✨
だからこそ、考え込んで「立ち止まる」ことが多々ありました。
この立ち止まりが今回、悪い方向に流れてしまったと推測しています。
マッソギの1分という短いインターバルと、2分という短い時間の試合の中で考えて動けないというのはとても勿体無いこと。
しかし、考えることの大切さを教えていたのは私たち指導者です。
だからこそ、申し訳ない気持ちがあるのです。
元々のポテンシャルは備わっているのに、その力を発揮させてあげられなかったことにやるせなさを感じました。
という反省を生かし、私たち指導者も来年に向けて進化を遂げないといけません‼️
そのために考えているのが、「日常練習からの改革」です。
鈴梨が感想文で書いてくれたように、「強化練習と通常練習に乖離があり」急にきつい練習とメンタルを持っていくのは難しいと判断しました。
そのため、通常練習からよりメリハリを持ち、みんなが「上手くなりたい!」と思えるような練習メニューを考えていきたいと思いました。
併せて、練習メニューと並行して「メンタルトレーニング」も必要だと痛感しました。
🌟努力は報われる考えの創出←みんなはここ!
🔻第1試行錯誤
🌟できることの嬉しさ
🌟勝つことの嬉しさ
🔻第2試行錯誤
🌟自発的に成果を作る行動
綾瀬の子は、特に控えめな子が多いです。
その分、優しさや他者思いな子が多くとても関心しています。
だからこそ、謙虚すぎる余り「ポジティブな考え」の人が少ない気がします。
「まずやってみる!」をモットーに日頃の練習から意識を変えていけるように工夫したいと思います。
最後になりますが、3名とも本当によく頑張りました。
もちろん、選手として出場した人しかこの気持ちは分かりません。
それほど、出場するとしないとで大きな差が生まれます。
私たち指導者は、「全日本の舞台に立ってプレーしたい!」「新しい挑戦がしたい!」「日本1を取りたい!」という選手の夢を全力でサポートします。
そのために、きつい練習やきつい事を言ってしまうかもしれません。
それほど、選手と向き合いたいのです。一緒に戦いたいのです。
この文章を読んで、「私も全日本出てみたい!」と思える生徒が1人でも多く出てくれると嬉しいです✨
選手と一緒に私も今回を踏まえ成長していきます。
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