【第36回全日本選手権大会を終えて】〜大会感想①横山佑翔 編〜
全日本大会が終わり、1週間が経ちました・・・
選手の疲れが取れ始めてきたと思うので、毎年恒例の感想を投稿させていただきます🎉
トップバッターは、佑翔先生です!
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全日本大会を応援に駆け付けてくださった方、当日来れず事前に頑張ってと伝えてくださった方にこの場を借りてお礼を申し上げます。
皆様の応援が力強く背中を押してくれました。
今回練習時点から試合当日までを通して思ったことは「チャンスは皆平等にある」という言葉は少し説明不足だなと感じました。
間違っているわけではないのですが、より分かりやすく言うと「チャンスを掴み取るに相当する努力をした人皆に平等にある」だなと
全日本大会に出場してくる選手は皆優勝やその先を目指して出てきますが、それを掴み取れるのは何分の1の人だけです。
私自身、毎回優勝に相当する努力をしてきたかと問われると今大会を終えた今思うのはそうでもなかったのだなと感じます。
それは何故か
今回ほど練習して準備した年が記憶にないからです。
今まではやはりどこかで甘えがあり手を抜いていた部分があったのかもしれません。
今年は同じ目標に向かって突き進む3人の仲間とそれを追いかけてくれるたくさんの道場生の存在が大きかったです。
15回目の挑戦にしてようやく決勝戦まで勝ち上がることが出来て嬉しい反面最後まで勝ち切れなかったことが今は何よりも悔しいです。
15回目で初の決勝と聞くとかなり遅咲きですが、私個人としては諦めずに挑戦し続けた結果だと思っています。
はっきり言って諦めがつかなかっただけの粘り勝ちです。
ですが、それでも届かないなら今回してきた以上の努力を継続するしかない。
今の気持ちとしてはそんなところです。
上手くいく時もあればそうではない時もある。
上手くいった時はそれ以外の時と比べて何が違ったか
上手くいかなかった時は何が良くなかったのか
ぜひ皆さんにもその原因を追求して今以上の立派なテコンドー家を目指して欲しいなと思います。
生涯を通して継続出来る習い事や趣味に出会えた事を幸運と思いこれからも精進していきます。
横山佑翔
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まず、全日本にむけて指導して下さりありがとうございました。
私たちの全日本の戦いの期間はとても長く、遡れば昨年の東日本選考会から始まりましたね・・・
その頃から佑翔先生と練習をしてきて学んだことは、「口だけでなく行動に移すこと」です。
例えば、トゥルの試合形式の練習の時です。
これはただ単に練習するだけでなく、1試合の間隔を「1分」と設定することや、延長戦を意識して「自由・指定・延長」の3回を一気に行うきつい練習です。
正直、私はこの練習が一番嫌いでした(笑)
1試合が1分で終わる訳ないし、延長を見据えるくらいならそうならないくらい練習すればいいと思っていました。
しかし、そこの練習おかげでトゥルをやり切る体力が培われたと思います。
実際に試合で延長戦になった際も不安なくこなせたのは、この練習があったからだと思います。
この練習を1人の時でも道場に行く度にこなし、今の時期は色帯の練習・試合が近づいたから黒帯の練習など自分で決めたことをやり切る力を見せて頂きました。
他にも、常々、佑翔先生から「やってから言う」と指摘をうけることがあります。
傍からしたら冷たい言葉だと捉えられますが・・・(笑)
正しく、行動に移さないで口だけだったなと気付かされました。
「これできない、どうしよう・・」や「練習しても不安」など、ネガティブな私は気持ちの整理があまりできていませんでした。
私の経験上ですが、こういう事を考える時は「実は練習を積めていない時」なんです。
確かに練習には参加しているが、ちゃんとアドバイスを素直に受容して行動に移す意欲を見せているか・・・
これが「真の練習」だと思います。それができていないときに「やってから言う」と言われます。
そのため、私を含め今読んでいる皆さまに伝えたいことは「考えて行動した者が勝つ」です。
「試合で勝ちたい!」→練習を重ねる
「かっこいい蹴りがしたい!」→上手な人の動きを見る
「この部分が分からない」→上の帯の人に聞きに行く
基本的なことですが、実はできていないんだなと思い知った期間でした。
佑翔先生は、来年がアダルトとしての大会参加がラストになります。
最後は、16年間の集大成を見られることを期待しています🌟
これからもよろしくお願いします。
テコンドー綾瀬・西新井道場
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